海外旅行に行く準備の中で、重要なものの1つがスマートフォンのデータ通信関係!
スマホは、現地での連絡や調べもの、SNSへの投稿や決済などにも使うため必要不可欠であり、使えないと本当に大変。
私は今まではずっと海外旅行はWi-Fiルーターのレンタル一択で来ましたが、最近は色々なサービスができて選択肢が増えています!
コロナ後の海外旅行で初めてSIMカード、その後eSIMを使ってみたところ、めちゃくちゃ良かったです。
どれがいいか、悩んでいる方のために選択肢をご紹介します。
こういうこと詳しくないのよという方のために、
①Wi-Fiルーターレンタル
②SIMカード
③eSIM
④フリーWi-Fi
⑤海外データローミング
についてわかりやすく説明、メリット・デメリットを解説します!
①Wi-Fiルーターレンタル
1番メジャー。
海外で使えるモバイルWiFiルーターをレンタルして、日本で使っている自分のスマホやタブレット端末などを使う方法。
海外でWiFiの電源をONにすればその場ですぐにWiFi環境が整うので、とても簡単です。
Wi-Fiルーターレンタル《メリット》
1台を数人でシェアできる。
パソコンやタブレットも使える。
使い方が簡単。
Wi-Fiルーターレンタル《デメリット》
Wi-Fiを受取・返却しないといけない。
Wi-Fiを充電し、常に持ち歩かないといけない。
値段が高い。
②SIMカード
いつも使っているSIMカードを旅行先で使えるSIMカードに入れ替えて、スマホを使う方法。
SIMには、加入者を特定するための契約者情報が記録されています。
スマホやタブレットなどに挿入されている小さなチップで、小型のカード型の形から「SIMカード」と呼ばれています。
SIMカードをスマホやタブレットなどの通信デバイスに挿入することで、電話だけでなくデータ通信(インターネットやメールなど)が行えます。
旅行先で現地のSIMカードに入れ替えて使うと、現地の通信回線をそのスマホで利用できるため通信料金を安く抑えることができます。
⭐︎有効期限(何日間使えるか)
⭐︎データ通信量(何G使えるか)
⭐︎何ヶ国かつかえるか、1ヶ国だけか
⭐︎使い切り終了か、追加チャージできるか
など様々なプランがあるので、自分に合ったものを選べます。
海外用SIMカードの入手方法は、日本で買うか、現地に着いてから買うかです。
日本で買う場合は、家電量販店やAmazonで購入できます。
現地で買う場合は、空港や街中の携帯ショップで購入できます。
どっちで買う方がいいかというと、私は絶対に日本で事前に購入がいいと思います。
なぜなら、現地で買う場合だと
・売っている場所が分からず探し回ることになったり、到着時間によってはお店が開いていなかったりする。
・英語もしくはその国の言葉で対応する必要がある。
という心配があるからです。
現地で買う方が少し安いかもしれませんが、そもそもWi-Fiルーターレンタルなどに比べると激安なので、もしかしてSIMカードが買えないかもしれないという不安要素をなくすためにも、事前に日本でどれにするかよく考えてAmazonなどで購入するのが1番だと思います。
日本で買う唯一のデメリットがあるとすれば、初期設定(APN設定)を自分でしないといけないということです。
現地の携帯ショップなどで購入した場合はお店のスタッフが全て設定までしてくれますが、日本で購入した場合は自分でする必要があります。
ただ、設定は数分で終わるような簡単なものですし、Amazonで販売されている商品には日本語説明書が付いているので大丈夫です!
SIMカード《メリット》
安い。
スマホさえあればいいので、重いWi-Fiルーターを持ち運ばなくてもいい。
SIMカード《デメリット》
SIMロックを解除していないといけない。
SIMカードを購入しなければならない。
SIMカードを入れ替えたり、APN設定をする必要がある。
スマホの電話番号が変わる。
③eSIM
SIMカードと同じで、現地で使えるSIMを使って現地の通信回線を自分のスマホで利用します。
違いは、物理的なカードがあるかどうかです。
SIMカードはカードを差し替える必要がありますが、
eSIMはスマホに内蔵された本体一体型のSIMを利用して、オンラインで開通手続きをするだけで使い始めることが可能です。
eSIMの場合は購入から使用開始まで全てオンラインで完結するため、出発ギリギリでもネット環境さえあれば購入できます。
現地の旅行先でもWiFiを使って購入することも可能です。
またSIMの入れ替えが不要なので、大切な日本で使っているSIMを失くす心配がありません。
また、1台の端末に複数のeSIMを設定して切り替えて使う事も可能です。
複数の国を訪れる際もeSIMを切り替えて使うことによってそれぞれの国で最適なデータプランを利用することができるます。
eSIM《メリット》
安い。
スマホさえあればいいので、重いWi-Fiルーターを持ち運ぶ必要がない。
購入から開通まで全てオンラインでできる。
SIMの紛失や破損のリスクがない。
eSIM《デメリット》
SIMロックを解除していないといけない。
eSIM対応機種でないといけない。
データ通信専用がほとんどなので、現地の電話番号が付いていない。
④フリーWi-Fi
街中や空港ではフリーのWi-Fiスポットがあり、無料で使えることもあり便利です。
しかし、無料で利用可能なWi-Fiスポットからのインターネット接続は、サイバー犯罪の標的になりやすいといった危険があります。
通信内容が盗聴されてしまうとクレジットカード情報等が抜き取られたり、SNS等のアカウントが乗っ取られてしまったり…。
フリーWi-Fiの利用には何らかのリスクがあるということを念頭において、十分注意して利用した方がいいです。
フリーWi-Fiを使う場合は、クレジットカード情報の入力やインターネット銀行へのアクセス、EメールやSNSといった個人情報を含むやり取りは避け、観光情報やレストラン情報などの検索程度にしておきましょう。
フリーWi-Fi《メリット》
Wi-Fiスポットがあれば、繋ぐだけですぐ使える。
無料の場合がある。
フリーWi-Fi《デメリット》
重要な個人情報が抜き取られる可能性がある。
⑤海外データローミング
国内で契約をしている携帯電話等を海外でも利用することを「国際ローミング」といいます。
キャリアごとに使い方は違いますが、あらかじめ事前予約しておくだけでいつものスマホを海外で定額で使うことができます。
au「世界データ定額」
いつものスマホがそのまま海外160以上の国・地域で使える海外データ定額サービスです。
日本国内で事前予約すると490円/24時間(早割キャンペーン対象外の国・地域だと690円/24時間)、事前予約しない場合は980円/24時間で利用できます。
アメリカ(ハワイ含む)、韓国、香港、タイなどは日本国内で事前予約すると490円/24時間なので、Wi-Fiルーターレンタルより安い!
アプリをダウンロードして、予約するだけなのでとても簡単!
docomo「世界そのままギガ」
日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使えるデータ定額サービスです。
日本から「世界そのままギガ」を申し込み、アプリをダウンロードして利用予約するだけで簡単!
アメリカ(ハワイ含む)、韓国、香港、シンガポールなどだと、5日間で3,980円
SoftBank「アメリカ放題」「海外あんしん定額」
日本で使っているスマホ・タブレットがそのまま使えるデータ定額サービス。
日本で事前に申し込むだけで簡単!
「アメリカ放題」だとハワイを含むアメリカでの通話料・通信量が無料!(グアム・サイパン除く)
韓国、香港、タイ、シンガポール、オーストラリア、フランス、イタリアなどほとんどの国が980円/24時間。
海外データローミング《メリット》
Wi-Fiルーターレンタルのように紛失保障などの追加費用がないので、Wi-Fiルーターをレンタルするより安い場合が多い。
レンタルの手続きから機器の受取り・返却などもなく、SIMカード購入やeSIMの手続きをする必要もないので、簡単で便利。
海外データローミング《デメリット》
SIMカードやeSIMよりは値段が高い。
日額制のプランなので、旅行期間が長くなるほど高額になる。
まとめ
私個人のおすすめは断然eSIMです!
使い始めるまではよくわからないし不安だったのですが、使ってみたら全てオンラインで完結するし、安いし、すごく便利!!
SIMロック解除できて、eSIM対応機種の方はぜひ試してみてください。
結局何がおすすめなの?
私に1番あってるのは?
と、わからなくなると思うので、選び方をご紹介します。
Wi-Fiルーターレンタルがおすすめな方
SIMカード・eSIMがおすすめな方
海外データローミングがおすすめな方
目的や使い方によって、自分に合ったものを選んでみてください。